犬の気持ち 2024年2月22日
わんちゃんを飼っていると時々抱っこを要求してくることがあります。
わんちゃんが抱っこをおねだりしてくる時はどんな気持ちなのでしょうか。
抱っこを求める意味と抱っこのデメリットについてお伝えしていきます。
なぜわんちゃんは『抱っこ』をおねだりしてくるの?
わんちゃんが抱っこを求めてる時の理由として
1番多いといえるのが飼い主さんに『甘えている』です。
大好きな飼い主さんに抱っこしてもらうことで、
わんちゃんは安心感や愛情を感じて、とてもリラックスすることができるので、抱っこという形で甘えるのかもしれません。
ちなみに、わんちゃんだけでなく
私たち人間も大事なわんちゃんを抱っこすることで優しい気持ちになれたり幸せを感じますよね。
抱っこは飼い主さんとわんちゃん、お互いにとって
とても良いスキンシップの方法といえるのではないでしょうか。
お散歩中にわんちゃんが歩くのを止めて抱っこを求めてくる。
そういった経験をもつ飼い主さんはたくさんいると思います。
お散歩をしているときに抱っこを求めるのは想像のとおり「歩くの疲れたから抱っこして」といった理由が多いと思います。
特に、運動量が少ない小型犬や老犬は、
疲れを理由に抱っこをおねだりする傾向があります。
また、お散歩中にわんちゃんが抱っこをおねだりするときは、『寒い』『風が強い』といった気候的なものが原因となっているときもあります。
そういったときは「抱っこをしてもらって温まりたい」「風から僕を守って」と抱っこをおねだりするのだそうです。
抱っこが大好きなわんちゃんは、
特に理由がなくても抱っこをおねだりすることがあります。
抱っこをしてもらうことで飼い主さんに愛してもらえていると感じたり、
抱っこされているときの飼い主さんの体とのフィット感や心地良さが好きなのかもしれませんね。
また、わんちゃんよっては
「飼い主さんの胸元が私の居場所~」と、お気に入りの場所になっていることもあります。
わんちゃんは怖いものから逃げるために抱っこを求めてくることがあります。
例えば、病院で診察してもらうとき、お店でトリミングをしてもらうときなど。
怖いと感じている人やわんちゃんに出会ったとき。
そういったときに「怖い!助けて!」と、バタバタしながら抱っこを求めることがあります。
一度はわんちゃんのこういった行動を見たことがあるのではないでしょうか?
怖い音を聞いたり、怖い人やわんちゃんと出会ったりしたときに抱っこを求める時は、
抱っこをして安心させてあげる必要がありますが、
病院やトリミングで怖がるときは我慢させる必要があります。
ただ、病院で診察してもらったりお店でトリミングをしてもらったりするときにわんちゃんが凄く怖がる時は注意が必要です。
なぜなら、注射が下手だったり爪切りが下手だったりして、いつも血が出て痛がる。
バリカンで体を傷つけられることが多い。
無理やり強引におさえつける。
といったことが怖がっている原因になっているかもしれないからです。
病院やお店に連れて行ったときにわんちゃんが凄く嫌がる場合は原因をさがしてみて、
必要なら病院やお店を変えるようにした方がいいかもしれません。
大好きなわんちゃんが自分から抱っこをもとめてくる姿は、とても愛らしくて心を奪われてしまいますよね。
わんちゃんの可愛い行動を見てつい甘やかしてしまう飼い主さんはたくさんいることでしょう。
ただ、そんな可愛いわんちゃんの行動には
『ワガママになりやすい』『飼い主に依存しやすくなる』といったことがおきます。
そういったデメリットを避けるためにわんちゃんが抱っこを要求してくる意味や状況を見て、
「今は抱っこしないでも大丈夫かな」と感じたら、二回に一度くらいは抱っこのおねだりを断るようにした方がいいかもしれません。