遊び・生活 2021年10月15日
犬は獣です。
獣臭を防ぐためには、定期的にシャンプーすることが必要です。
シャンプーによって汚れやニオイの元になる脂をキレイにするのです。
ただし、人間と同じように洗ってはいけません。
洗い方、シャンプーの選び方など、気をつけるべきことがいろいろあります。
脂は被毛を汚れから守る役割もしています。
その脂が毎日のようにシャンプーしていると落ちてしまい、
かえって皮膚のトラブルが起こりやすくなってしまいます。
したがって、シャンプーの回数は月1〜2回にとどめたほうが無難です。
シャンプーは人間用ではなくイヌ用を使います。
ひと口に犬用シャンプーと殺菌効果のあるシャンプーは濃度が重要になってきます。
薄いものは効かないので、獣医師やペットショップの店員に相談して、最適なものを選んでください。
イヌの皮膚は薄くてデリケート。
ブラシなどで強くこすり洗いしたりすると、すぐ傷がついて炎症を起こしてしまいます。
指の腹を使い、軽くもむ程度で十分キレイになるので、やさしく洗ってあげましょう。
お湯の温度は35〜38くらいが目安。
前後の脚、お尻、おなか、背中、顔の順でやさしくもみ洗いします。
毛が密生している大種は地肌までしっかり洗いましょう。
洗い終わったら、きちんと泡を流してくたさい。
流しが足りないと皮膚炎の原因になります。
タオルで包み込むようにして濡れた体をふきます。
このときもゴシゴシふかず、やさしくなでるようにしてください。
わんこの体から30mほど離し、熱くなりすぎないように気をつけつつ、すばやく乾かします。
自分の手肌に向かって熱風を吹きつけると、熱さの加減がわかります。
イヌから獣臭がするのは正常なことです。
飼い主が獣臭を気にせず、犬の皮膚に炎症などもないなら、極端な話、シャンプーする必要はありません。
とはいえ、愛犬のニオイをまったく気にしないわけにもいしょうから、適度にシャンプーしてあげるのがベターです。