ライフスタイル 2025.04.05
愛犬を車に乗せる際に、持っていると便利な犬用ドライブボックス
今日はどこに行くのかとわくわくしているワンちゃんにただじっとしておいてもらうのは難しい場合があります。
ドライブボックスはわんちゃんの安全性をサポートできます。
クレートとは違い、飼い主さんの顔を見ながら車に乗れるので、不安なく犬とのドライブを楽しむことができます。
しかし助手席用・後部座席用ではサイズが異なり、デザインも豊富。また価格帯もさまざまなため、一体どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
必ず安全性の高いドライブボックスを用意しておきましょう。
今回は、そんなトイレや車酔い対策としても役立つ犬用ドライブボックスについて、選び方のポイントやおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。
ぜひ快適なドライブボックスを見つけて愛犬とのお出かけを楽しみましょう!
犬用ドライブボックス(ドライブベッド)とは、車のシートに取り付けることで、愛犬の体を固定できるボックス型シートのことです。
ワンちゃんを車に乗せるとき自由に動ける状態にしておくのは、万が一の事故の時にガラスに激突したり、車から投げ出されたりする可能性があり危険です。さらに運転を妨げる可能性があるため、道路交通法に抵触する恐れもあります。
犬を連れて車を運転するときに飼い主さんと犬の安全を守るために開発されたアイテムで、いわば愛犬のシートベルトのような役目を担います。
とくに、助手席の犬が突然運転中の飼い主さんの膝に乗ってきたり、足元に飛び降りたりするのはたいへん危険です。
そうならないためにも、必ずドライブボックスを使用して愛犬が車内で自由に動き回るのを防ぎましょう。
犬用ドライブボックス(ドライブベッド)を選ぶ際に必ずチェックしておきたいポイントをご紹介します。
いつでもどこでも動き回りたいワンちゃん。車にはおとなしく乗っていてほしいものですが、あまりに窮屈なドライブボックスだと、中に入ること自体が嫌になってしまう可能性もあります。ワンちゃんが快適に乗れるよう適切なサイズを選ぶようにしましょう。
ドライブボックスは小型犬向けのものが多く、商品によっては、小型犬向けのドライブボックスなのに中型犬や大型犬の子犬がモデルとして乗っていることもあり、後悔した大型犬の飼い主さんもいるそうです。
ドライブボックスの商品ページに掲載されているモデル犬は、あくまでもイメージとしてとらえましょう。
また、足の短いダックスフンドやウエルシュコーギーなどの短足犬種はボックスの高さがあまり高くないものを選ぶのがおすすめです。
ほかの犬種でちょうどいい高さのものだと、ボックスのなかに顔が埋もれてしまい、せっかくのドライブの楽しさが半減してしまうかもしれません。
ドライブボックスを頻繁に使う場合、楽にお手入れできるものが便利です。
その日のうちにきちんとサッと水で洗えて清潔な状態に戻せたら、翌日もすぐ使用できます。
また、換毛期に抜け毛が多い犬種の場合は、掃除がしやすい生地のものを選びましょう。
ドライブ中は、トイレのしつけができているワンちゃんでも、つい粗相をしてしまうものです。
車酔いして吐いてしまったときなど、ドライブボックスが汚れた際には水洗いができると便利です。
なかには、洗濯機に対応していて丸洗いができるものもあるので、チェックしてみてください。
そのため、水をジャーっとかけてサッと洗えるようになっていれば、とても便利。いつでも清潔に使えるよう、できるだけ水洗いができるものを選びましょう。なかには、洗濯機での丸洗いに対応しているものもあります。
毎回水洗いするのも大変です。防水・撥水加工が施されたドライブボックスであれば、水をはじくので、愛犬が粗相してしまった場合もサッとふき取るだけでお手軽にきれいにできます。
とくに大きめのドライブボックスの場合は、水洗いOKのものであっても、毎回洗うのは大変です。
忙しくてまめにお手入れができそうにない場合は、防水・防汚加工されているかもチェックしておきましょう。
ワンちゃんの粗相が心配な場合には、ドライブボックス内にトイレシーツを設置するのもひとつの方法。
ドライブボックスのなかにトイレシートを敷けるものもあります。ただし、トイレシートの裏面はナイロンでできているものが多いので、ボックスに敷くときに滑りがち。犬が動いたときにシートがズレないよう、両面テープで固定するなどの工夫が必要です。両面テープが貼れる素材を選ぶといいでしょう。
なかには、トイレシーツが固定できる商品もあるのでチェックしてみるといいでしょう。 中が防水仕様になっているかも必ず確認してくださいね。
ドライブボックスは、ワンちゃんが快適に過ごせてことだけでなく、安全に使用できるものであることも重要です。固定方法と飛び出し防止のリードの有無は必ず確認しておきましょう。
ぽんと座席に置くだけの簡易クッションのようなものもありますが、突然の急停止や事故の際に犬が負傷するのを防げません。
ドライブボックスをしっかりとシートベルトで固定できるものを選ぶことが大切です。
シートベルトの固定方法は商品によってさまざまです。できるだけ簡単な方法で固定できるものを選ぶと手間がかからず、簡単に設置できます。
いろんなものに興味関心があるワンちゃんは、ひとつのところにじっとしていることが苦手です。
車のなかには、興味を引くものたくさんあり、ドライブボックスに座ってじっとしているのが難しいというワンちゃんも多いのではないでしょうか。
ドライブボックスにわんちゃんや飼い主さんの匂いがついているものを用意したり、ドライブボックスに慣れておく必要があります。
ワンちゃんがドライブボックスから飛び出すのを防ぐことができる、飛び出し防止リードは必須。
走行中に飼い主さんの運転を邪魔したり、急ブレーキでケガをしたりするリスクを軽減できます。
リードがあれば、ドアを開けたときに突然飛び出すのを防ぐこともできますよ。
犬用ドライブボックスは、かわいい愛犬に使ってもらうものですので見た目のデザインにも注目しましょう。
ドライブや旅行のように飼い主とワンちゃんが一緒に楽しめるようなお出かけには、柄物で車の中が明るくなるような犬用ドライブボックスがおすすめです。
シンプルなデザインをお探しなら、リーズナブルで機能性が高い「アイリスオーヤマ」がおすすめです。多頭飼い向けのデザインが多いメーカーや自宅でベッド代わりに使えるデザインがあるメーカーもありますので、比較してみましょう。
車の雰囲気に合うおしゃれなものがいい場合には、海外メーカーのドライブボックスに注目してみましょう。少しコストは高くなるものの、おしゃれなデザインのお気に入りがきっと見つかりますよ!
犬用ドライブボックスは、シンプルなものから多機能なものまで種類も多いので、何を基準に購入すべきか迷ってしまいますよね。
コスパを重視するなら、数千円から購入できるシンプルなものがおすすめ。
もちろん、シンプルといえ、機能性を備えた高品質のドライブボックスもたくさんあります。
機能が多くなると価格も高くなる傾向にあります。
また海外メーカーの犬用ドライブボックスは、海外の車に合わせたデザインなのでおしゃれですが高額です。見た目にこだわるのか、自分が必要としている機能は何かを考えて選ぶことをおすすめします。
人気の犬用ドライブボックスをランキング形式で紹介します。なおランキングは、Amazon・楽天など各ECサイトの売れ筋ランキングをもとに順位付けをしました。
商品画像 | 商品名 | 最安値 | 総合評価 | ポイント | サイズ | シーツサイズ | 犬サイズ | 推奨最大重量 | 素材 | 取つけ方法 | 飛び出し防止リード | 手洗いのみ |
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![]() | アイリスオーヤマ ペット ドライブボックス | 5,320円Amazon | 4.20 | ワイヤー入りでコンパクトで丈夫な構造のドライブボックス | W63×D43×H33cm 内寸サイズ:W61×D41×H31.5cm 折りたたみ時サイズ:W65×D44.5×H7cm | ワイドサイズ(W440×H590mm)2枚 | 体重約15kg以下、コーギー・柴犬・ミニチュアシュナウザー・猫等 | 10kg | - | ベルト固定 | あり | 水洗いもOK |
![]() | PAWZ Road ドライブベッド | 4,980円Amazon | 4.20 | ご自宅も旅行先もペットちゃんが楽しんで満喫 | W55×D45×H35cm 内寸サイズ:W50×D40×26cm | - | - | - | - | ベルト固定 | あり | 水洗いもOK |
![]() | ラディカ コーデュラドライブベッド M | 5,990円Amazon | 4.70 | 世界的に有名なコーデュラ素材!汚れに強いメンテナンス簡単 | W46×D42×H24cm 内寸サイズ:W35×D34×24cm | - | 小型犬 | 7kg | 表地:ポリエステル100% 内生地:綿75% 麻25% | ベルト固定 | あり | 手洗いのみ |
![]() | マンダリンブラザーズ DRIVING CUSHION | 9,680円Amazon | 3.80 | マンダリンブラザーズから車移動の際にとっても便利な愛犬の為のドライビングクッションが登場 | W40×D42×H40cm | - | 小型犬 | - | 表地:ポリエステル55%、ナイロン45% 内生地:ナイロン63% レイヨン32% ポリエステル5% | ベルト固定 | あり | カバーを外して洗濯可能 |
![]() | BUYFULL ペットドライブボックス | 4,880円Amazon | 4.10 | ペットが快適に座ったり寝転がったりできます | W58cm×D55cm×H26cm | - | 小型犬 | 20kg | 柔らかいフランネル表地、高弾力性のあるPP綿+スポンジ | ベルト固定 | あり | 洗濯機で洗濯可能 |
![]() | RADICA コーデュラドライブベッドキャリー | 6,390円Amazon | 4.10 | 簡単にキャリーバッグに変身!本当に便利 | W46×D42×H34cm 内寸:W34cm×D35cm×H34cm | - | 小型犬 | 10kg | 表地:ポリエステル100% 内生地:綿75%、麻25% メッシュ:ポリエステル100% | ベルト固定 | あり | 手洗いのみ |
![]() | Jeep(ジープ) 3WAY DRIVE CARRY BED | 11,800円Amazon | 3.90 | ふかふかベッド 何役もこなす大変便利なドライブキャリーベッドペットとドライブへ! | W48xD43xH32cm | - | 小型犬 | 10kg | ポリエステル 中綿入り | ベルト固定 | あり | 手洗い推奨 |
![]() | petsfit ペット用ドライブボックス | 9,990円Amazon | 4.10 | 21kg以下の中型犬または2匹のペットに適してます | W59×D42×H34cm | - | 小型犬、中型犬 | 21kg | - | ベルト固定 | あり | 手洗い推奨 |
1
総合評価
4.20
軽さ
4.5
使いやすさ
4.2
安定性
4.1
耐水性
4.1
組み立て簡単使わない時は車のシートにセットしたまま小さく折りたためます。
付属のショルダーベルトと車のシートベルトでしっかり固定できます。メッシュカバー付きで簡易キャリーとしても使用できます。
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2
総合評価
4.20
柔らかさ
4.2
安定性
4.1
耐久性
4.0
消臭力
3.8
弾力のある綿をたっぷり入れ、ふんわりとして移動中にもゆったり眠れるように。
収納ポケットが付き、ペットちゃんのおもちゃ、おやつなどの小物が保管でき、旅の退屈感なし。
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3
総合評価
4.70
柔らかさ
4.2
安定性
4.1
耐久性
4.0
消臭力
3.8
アウトドア派さんにもシンプル好きさんにも喜んでいただける絶妙カラー
ベッドで嘔吐したり、粗相してもササッと拭き取れるから本当に便利◎
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4
総合評価
3.80
柔らかさ
4.2
安定性
4.1
耐久性
4.0
消臭力
3.8
特徴はなんといっても洗濯できるところとしっかり囲われていて高さもある形。ビーズクッションなので寝心地も最高。
愛犬も飼い主もストレスなくドライブ出来ますね。
車の助手席や後部座席にも簡単に取り付け。
シートに合うようにシックな色も◎。愛犬と一緒にドライブに行きましょう。
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5
総合評価
4.10
柔らかさ
4.1
安定性
4.1
耐久性
4.0
消臭力
3.9
高弾力性のあるPP綿+スポンジを充填した柔らかい犬用ドライブシート、フランネル表地としっかりしたパッドで、ペットが快適に座ったり寝転がったりできます。ご愛車のシートを傷つけません。
底面と背もたれの高密度PP綿+スポンジパッドは、凸凹した道による衝撃を効果的に軽減します。両サイドに、ペットが快適に座ったり寝転がったりできます。
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6
総合評価
4.10
柔らかさ
4.1
安定性
4.1
耐久性
4.0
消臭力
3.9
わんちゃんがふかふかのベッド入ったまま巾着をキュッと結んで簡単にキャリーバックに変身
車の中でもゆっくりくつろげる、それに安全!信号待ちのときなど、安心して眠るかわいい我が子を見られるのって本当にしあわせ♡
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7
総合評価
3.90
柔らかさ
4.2
安定性
4.1
耐久性
3.9
消臭力
3.9
本物・自由・冒険・情熱を愛するあなたに。Jeepのペット用ドライブベッド
助手席・後部座席に固定でき、大切なワンちゃんと一緒にドライブができます!
ふかふかなクッションで落ち着けて、ドライブキャリーだけでなく、移動先や災害時のハウスとしても!
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8
総合評価
4.10
柔らかさ
4.2
安定性
4.1
耐久性
3.9
消臭力
3.9
中型犬用カーシートは調節可能なウェビング、安全クリップ、2つの特許付きバックルが付きます、座席を固定するベルトで、車内でのスライドを防止します。
中型犬用カーシートには持ち運びに便利なキャリーケースが付属して、使わない場合は折りたたんで収納できます、スペースを節約します。
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ワンちゃんが車酔いする場合、ドライブボックスの使用だけでなく対策方法がいくつかあります。
ポイントは、車内の匂いに気を付けること、食事後はお腹が落ち着いてから乗せること、窓を少し開けて空気の流れを作ってあげること。
景色を見せた方がいいかはワンちゃんによって違いがあります。
ひどいときは酔い止めの薬などの使用もおすすめです。
「うちの子、車が苦手みたい…」「もっとリラックスして乗ってくれたらいいのに」そんな悩みを持つ飼い主さんは多いはず。でも、ちょっとした工夫で、愛犬もドライブを楽しめるようになるんです。
ここでは、ワンちゃんが車を“好きな場所”と感じられるようになる5つのコツをご紹介します。
車内で落ち着ける場所があると、それだけで安心感がアップ!
ドライブボックスやキャリーで、ふかふかのクッションを敷いたり、お気に入りのタオルを入れてあげると安心してくれます。自分だけの“特等席”があると、車がちょっと好きになってきますよ。
車に乗る前に少し歩いてリフレッシュしておくと、車内での落ち着きがグンと良くなります。トイレも済ませられて一石二鳥。クールダウンしてから乗るのがポイントです。
ワンちゃんは暑さにも寒さにも敏感。直射日光やエアコンの風が直接当たらないように配慮してあげましょう。ほんの少しの気遣いが、快適な空間づくりにつながります。
お気に入りのぬいぐるみやおもちゃ、タオルがあると、「ここ、怖くないかも」と安心してくれる子も多いです。“いつものにおい”は、愛犬にとって最高の安心材料なんです。
長時間のドライブなら、1〜2時間ごとに休憩を入れて、外の空気を吸ったり体を伸ばしたりしましょう。「ドライブ=外で遊べる!」という記憶ができれば、車が大好きな子になることも♡
車の中でも、外でも。大好きな飼い主さんと一緒にいられることが、ワンちゃんにとっては最高の幸せ。ちょっとした工夫で、きっと今よりもっと、ドライブが楽しい時間になりますよ。
初めて犬用ドライブボックスを使う方の中には、「どんなタイプを選べばいいの?」「固定はどうすればいいの?」「本当に必要なの?」など、さまざまな疑問を持っている方も多いはず。
ここでは、実際によく寄せられる質問をQ&A形式でわかりやすく解説していきます。購入前の不安や迷いをスッキリ解消して、愛犬とのドライブをもっと快適に楽しみましょう!
はい、安全面・快適面でとても役立ちます。
急ブレーキやカーブの際、犬が車内で転倒・ケガをするリスクがあります。ドライブボックスを使えば、しっかり固定され、安心して移動できます。また、愛犬が落ち着ける“専用スペース”にもなるので、車内で吠えたり不安がるのを防ぐ効果もあります。
犬が立ち上がれて、くるっと回れる余裕があるのが理想です。
小さすぎるとストレスになりますし、大きすぎても揺れて不安定に。犬種・体重・体高に合わせたサイズ表記がある商品が多いので、参考にしながら選びましょう。
多くの商品はシートベルトやヘッドレストでしっかり固定できる構造になっています。特に最近のモデルは車への装着方法も簡単で、初めての方でも安心して使える設計です。
取り外して洗えるタイプが多く、衛生面も安心です。
特に防水・撥水素材を使ったものなら、汚れてもサッと拭くだけでOK。カバーだけ洗濯できるモデルも人気です。
はい、広めのサイズや2頭用のドライブボックスもあります。ただし、体格差のある犬同士を一緒に入れるのは注意が必要です。別々のスペースを用意するのが安心です。
愛犬とのドライブをもっと楽しく、もっと安全にするためには、適切なドライブボックスの選択が鍵です。愛犬にぴったりのドライブボックスを選ぶためには、まず愛犬の体格に合ったサイズ感をチェックし、自由に動ける余裕を持たせつつ、揺れにくいものを選ぶことが大切です。
また、車内でしっかり固定できるタイプを選び、安全性も確認しましょう。
特に、シートベルトで固定できるものやヘッドレストに掛けられるタイプが便利です。
さらに、長時間のドライブでも快適に過ごせるよう、クッション性や通気性の良い素材を選ぶことがポイントです。防水機能や撥水性があると、汚れや湿気にも強くなり、メンテナンスが簡単になります。
お手入れがしやすいものを選ぶことで、清潔を保つことができ、長く使うことができます。
最後に、自分のライフスタイルに合わせたデザインを選び、おしゃれで機能的なドライブボックスを選ぶと、愛犬だけでなく飼い主の使い勝手も良くなります。
これらのポイントを参考に、愛犬にぴったりのドライブボックスを選んで、安全で快適なドライブを楽しんでくださいね!