遊び・生活 2024年5月11日

【赤ちゃんと犬が一緒に暮らす】気をつけることは?メリットや事故を防止するための注意点、安全を守るための対策を紹介

【赤ちゃんと犬が一緒に暮らす】気をつけることは?メリットやトラブルや事故を防止するための注意点、安全を守るための対策を紹介

SNSなどで人間の赤ちゃんと一緒に犬が寝ていたり、遊んでいる写真を見るとほっこりしますよね。

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赤ちゃんと犬が一緒に暮らすと、精神面・健康面で良い影響が得られると言われています。

ただし、お互いに気持ち良く暮らしていく上では気を配らなければいけないことも。
この記事では、赤ちゃんと犬が一緒に暮らすメリットや注意点、安心して暮らすための対策、赤ちゃんと犬の同居についてのQ&Aを解説します。

赤ちゃんと犬は一緒に暮らして大丈夫?

赤ちゃんと犬は一緒に暮らして大丈夫?

赤ちゃんは犬と少しずつ触れ合っていくことで、精神が安定したり免疫力が向上したりすると言われています。一緒に暮らすメリットとともに詳しく紹介します。

赤ちゃんと犬を同居させても基本的には問題ない

赤ちゃんと犬の同居は基本的には問題ありません。

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しかし、生後1ヵ月を迎えるまでは免疫力が弱い赤ちゃんと接触を極力控え、別々の部屋で育てるなど徐々に慣らしていくのがおすすめです。

犬が子供に慣れていない場合は、いつでも子供に近づかないように制限する必要があります。

時間をかけることで、環境の変化による犬のストレスも軽減できます。生後3ヵ月を過ぎると、一緒に遊ぶくらいには触れ合わせても大丈夫だとされています。しかし、攻撃的であったり、子供に対して暴力的な行動をとる犬は避けるべきです。

赤ちゃんと犬が一緒に暮らすメリット

犬のトレーニングと社会化が大切です。犬が基本的な命令やマナーを理解している場合、家族としての役割を理解し、子供と接する方法を学ぶことができます。

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犬の健康管理にも気を配る必要があります。犬のワクチン接種や健康状態を定期的にチェックし、病気のリスクを最小限に抑えることが重要です。

赤ちゃんは犬が持つさまざまな菌に触れることで免疫力が向上するとも考えられています。

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犬と過ごした赤ちゃんは、アレルギーを起こしにくかったり、風邪をひきにくくなったり、喘息の発症予防効果が確認できたりといった研究結果もあります。

さらに、動物との触れ合いは家族にとっても癒しとなり、育児を頑張る気力もより湧いてきます。

適切な管理とトレーニングが行われる場合、犬と赤ちゃんが一緒に暮らすことは安全で、豊かな家族生活を送ることができます。

赤ちゃんと犬が一緒に暮らす場合に注意したいこと

赤ちゃんと犬が一緒に暮らす場合に注意したいこと

赤ちゃんと犬にはしっかり目を配り、お互いに気持ち良く暮らしてもらいましょう。赤ちゃんと犬が一緒に暮らす場合の注意点を紹介します。

犬の性格を知ろう

犬の性格は、個体差があります。

犬種やサイズ、性別、年齢、訓練状況、社会化の度合い、飼育環境などによって異なることがあります。赤ちゃんと一緒に暮らす前に、犬の性格や癖をよく理解し、問題がある場合は訓練を受けることが必要です。

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赤ちゃんが犬を追いかけたり、しつこく触ったりすることがないよう、犬には居場所や安全な場所を与え、赤ちゃんが近づかないようにしましょう。

犬と赤ちゃんが触れ合うときは、常に監視することが必要です。
赤ちゃんが犬に近づきすぎたり、犬が赤ちゃんに攻撃的になる場合があるため、常に注意深く見守り、犬と赤ちゃんが安全に過ごせるように対策を取ることが大切です。

犬のフードやおもちゃの誤飲を防ぐ

犬のフードやおもちゃ、ベッドを赤ちゃんが口に入れないようにしましょう。

犬のフードやおもちゃ、ベッドに興味を持つ赤ちゃんがいます。これらのものに触れたり、口に入れたりすることで、赤ちゃんにとって健康に悪影響を与えることがあります。

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犬のものと赤ちゃんのものを分けて保管することが重要です。

犬と赤ちゃんが一緒に遊ぶ場合は安全なおもちゃを用意する

犬と赤ちゃんが一緒に遊ぶ場合、安全なおもちゃを用意することが重要です。
硬いおもちゃや小さな玩具は赤ちゃんにとって危険ですので、大きくて柔らかいおもちゃを用意しましょう。

赤ちゃんが誤って犬のものを食べたり、犬の攻撃的な行動を引き起こすことがないように注意してください。

犬と赤ちゃんが一緒に暮らす場合、犬の健康管理が重要です。
予防接種や適切な食事を行い、衛生面に気をつけましょう。

赤ちゃんの接し方を教える

赤ちゃんが犬に接する方法を教えることも重要です。赤ちゃんに犬に手を出さないように教え、犬を怒らせたり、威嚇するような行動をしないように注意を払いましょう。

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犬が多くの人々や動物と触れ合う機会を与え、外出時にも犬に適切な訓練を施すことで、
犬が社交的になり、赤ちゃんとの接触に慣れるようにすることができます。

犬がストレスを感じている場合や攻撃的になる可能性がある場合、犬はさまざまなサインを示します。 耳や尾の動き、身体の姿勢、唸り声などを見て、犬の気持ちを読み取ることが大切です。

赤ちゃんと犬が安心して暮らすための対策

赤ちゃんと犬が安心して暮らすための対策

犬からうつる病気や思わぬ事故を防ぐには、衛生面の配慮や基本的なしつけなどが必要です。赤ちゃんと犬の安全を守るために行いたい対策について紹介します。

犬と赤ちゃんを別々の空間におく

犬と赤ちゃんを別々の空間におく

引用:https://www.amazon.co.jp/

犬と赤ちゃんを別々の空間におくことも、安全性を高めるために有効です。

犬と赤ちゃんが一緒にいる時間を限定し、犬が赤ちゃんの周りをうろつくことがないようにしましょう。

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赤ちゃんが寝ている時は、犬を別の部屋に移動させることが重要です。

常に清潔を保つ

常に清潔を保つ

赤ちゃんによっては犬の毛やフケ・唾液・尿などでアレルギー症状を起こす恐れがあるので、部屋をきれいに保ちつつ、犬のブラッシングやシャンプーをこまめに行う必要があります。

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犬の毛が抜けやすい時期は毎日の掃除機がけや、毛や汚れが付きやすい布製品の定期的な洗濯をルーティンに加えましょう。

主なアレルギーの症状

  1. 目の充血やかゆみ・咳・鼻水など
  2. (重症化した場合)下痢や呼吸困難・めまいなど

犬からの感染症予防を徹底する

犬からの感染症予防を徹底する

引用:https://shop.butch-japan.jp

犬は人間が保有していない菌を持っているため、感染しないよう徹底した予防が大切です。

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犬にとっては無害でも、人間にうつるとさまざまな症状が出る菌もあります。特に赤ちゃんは抵抗力が弱く重症化しやすいので、十分な注意が必要です。

犬から人間にうつる病気や感染症のリスクを減らすには、犬の予防接種やノミ・ダニの予防、定期的な健康診断を欠かしてはいけません。また、犬を触った後と食事の前に手を洗う、犬のトイレや食器を赤ちゃんに触れさせない、テーブルは消毒液を使って拭くなど日常でも気を配っていきましょう。

主な感染症の例

サルモネラ菌
腹痛・下痢・嘔吐・発熱など
カンピロバクター菌
下痢・嘔吐・発熱など
回虫
放置すると激しい腹痛・発熱・嘔吐など
ノミ・ダニの寄生
皮膚の炎症・回帰熱など

赤ちゃんと犬の空間は分ける

赤ちゃんと犬の空間は分ける

赤ちゃんが寝る部屋には犬を入れないなど、赤ちゃんと犬が生活する空間を分けると事故やアレルギーを防げます。

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飼い主の許可がないと部屋を出入りできないよう犬をしつける、もしくは部屋の入口にペットゲートを設置するのも有効です。

日中過ごすリビングには、犬が越えられない高さのサークルやベビーベッドを用意するなど仕切りを作ると安心です。ただし一時的であっても、親が部屋から出て行く時は犬をケージに入れるようにしましょう。

赤ちゃんと犬が一緒にいる時は、犬には常に目を光らせるようにしましょう。犬が赤ちゃんに近づいたり、攻撃的な行動を見せた場合は、すぐに犬を別の部屋に移動させるようにしましょう。

赤ちゃんが成長するにつれ、犬との関係も変化していきます。

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犬と赤ちゃんの関係を見守り、犬にとって赤ちゃんが安心できる存在であることを示すことが大切です。

犬と赤ちゃんが信頼関係を築くことで、より良い共生が実現できます。

犬に基本的なしつけをしておく

犬に基本的なしつけをしておく

赤ちゃんと犬が安全に暮らすには、犬に基本的なしつけをしておくのが望ましいです。こちらの例を参考に、できることから取り入れてみましょう。

  1. むやみに人間の顔や手を舐めさせない→感染症のリスクを減らす
  2. トイレトレーニング→感染症対策になる
  3. 飼い主のうしろを歩かせる・歩調を合わせる→散歩中の思わぬ事故を防ぐ
  4. 「待て」→赤ちゃんにじゃれつくのを抑える

犬を飼っている家庭で赤ちゃんを出産する前にしておくべき準備は?

犬を飼っている家庭で赤ちゃんを出産する前にしておくべき準備は?

赤ちゃんを出産する前には、犬のしつけの他に準備しておくべきこともあります。その詳細を項目ごとにご紹介します。

ベビーベッド、ベビーサークルの用意

赤ちゃんを犬から守るため、犬が超えられない高さのものを用意しましょう。
寝室に犬を入れない場合でも、日中を過ごすリビングに赤ちゃん専用の柵のあるベッドを用意すると安心して家事ができます。

犬のためのサークル、クレート

こちらは逆に赤ちゃんから犬を守るためのものです。興味津々な赤ちゃんが犬を触ろうとした場合などに、犬にとっての逃げ場になります。

赤ちゃんが超えられず、犬は飛び越えられる高さにしましょう。

入院中・産後に犬の世話をする人を決めておく

飼い主さんが女性である場合、出産入院中や産後の犬の世話と散歩は他の家族やシッターさんにお願いしましょう。

一度、産前に犬のお世話をお願いしてみると様子が分かって安心です。
事前に犬のお世話をしてもらうことで、犬もその状況に慣れることができます。

ベビーカーの練習をしておく

飼い主さんがベビーカーを押しながら犬の散歩をする予定の場合は、産前にベビーカーを入手して練習しておきましょう。

ベビーカーは思ったより取り回しにコツが要り、犬によってはおびえてしまうこともあります。
たたみ方もベビーカーの種類によって違います。その時に赤ちゃんだけでなく犬も巻き込まれることがないように注意しましょう。

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赤ちゃんと犬の同居に関するよくある疑問

赤ちゃんと犬の同居に関するよくある疑問

犬が赤ちゃんに攻撃的になる可能性はある?

犬が赤ちゃんに攻撃的になる可能性はあります。
特に、犬が赤ちゃんに対して嫉妬心を持っていたり、犬が赤ちゃんを遊び相手として認識していた場合には、
攻撃的な行動を見せることがあります。そのため、赤ちゃんと犬を一緒に過ごす際には、常に注意が必要です。

犬と赤ちゃんが一緒に寝ても大丈夫?

犬と赤ちゃんが一緒に寝ても大丈夫?

赤ちゃんと犬が一緒に寝ることは、危険な場合があります。

犬が赤ちゃんの顔に対して噛みついたり、赤ちゃんを圧迫したりすることがあるためです。
赤ちゃんと犬が同じ部屋で寝る場合には、犬用のベッドを用意するなど、区別して寝るようにしましょう。

犬の毛や皮膚から、赤ちゃんにアレルギーが出る可能性はある?

犬の毛や皮膚から、赤ちゃんにアレルギーが出る可能性はあります。
犬の毛や皮膚に含まれるアレルゲンが、赤ちゃんの鼻や目などに入り込み、アレルギー反応を起こすことがあります。

そのため、赤ちゃんがアレルギー体質である場合には、犬との共生を慎重に検討する必要があります。

犬が赤ちゃんに舐められるのは危険?

犬が赤ちゃんに舐められること自体は、特に危険ではありません。

しかし、犬の舌には細菌が含まれているため、赤ちゃんが傷口を持っている場合には、犬に舐められることが原因で感染症を引き起こす可能性があります。

赤ちゃんが犬の餌を食べるのは危険なの?

赤ちゃんが犬の餌を食べることは、危険です。
犬の餌には、赤ちゃんにとって危険な成分が含まれている場合があります。

また、犬が食べ残した餌には細菌が繁殖するため、赤ちゃんが食べると感染症を引き起こす可能性があります。そのため、赤ちゃんが犬の餌に触れないよう、餌を食べる場所や時間を区別するようにしましょう。

犬と赤ちゃんを一緒にお風呂に入れても大丈夫?

犬と赤ちゃんを一緒にお風呂に入れることは、危険です。
犬用のシャンプーは、赤ちゃんには刺激が強すぎる場合があります。

また、犬がお風呂場で興奮したり、赤ちゃんに向かってジャンプしたりすることがあるため、赤ちゃんが落ちてけがをする可能性もあります。そのため、犬と赤ちゃんを別々にお風呂に入れるようにしましょう。

以上が、赤ちゃんと犬の同居に関するよくある疑問です。
赤ちゃんと犬が一緒に過ごすことで、愛情や責任感を育んだり、ストレスを解消することができます。

しかし、犬の性格や行動によっては、赤ちゃんに危険をもたらすことがあるため、注意が必要です。適切な対策を講じて、安全に共生できるようにしましょう。

赤ちゃんと犬が仲良く暮らすには万全の体制を整えて

赤ちゃんと犬が仲良く暮らすには万全の体制を整えて

家族の一員とも言えるペットと接することは、赤ちゃんに良い影響をたくさん与えてくれます。

しかし安心・安全に暮らしていくためには、しっかりとした対策が必要です。お互いが快適に過ごせる準備を始めましょう。

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