ライフスタイル 2022年2月15日
寒い冬になると、暖房器具が好きなわんこは多いですよね。
中には、すぐにストーブの前を陣取ってしまったり、
こたつの中から出てこないなんてわんこもいるのではないでしょうか?
もちろん、電熱線に近づかせすぎない、コードをかじらせない等の注意を払うことは必要ですが、
飼い主さんが一緒のときであれば、基本的にどんな暖房器具を使っても問題はありません。
けれど、わんこだけでお留守番をさせる場合には、つけっぱなしにすると危険な暖房器具があるんです。
かなり熱くなるので、わんちゃんの毛が焦げたり火傷したりしてしまうので十分注意しなければなりません。
また、暖炉や薪ストーブはとくに注意が必要です。
薪を燃やしているので器具そのものがとても熱くなりますし、その周辺もかなり温度が上がります。
ストーブを使う場合は、わんちゃんが近づきすぎないようにガードを使用してください。
電源を切った後も本体がしばらく熱を持っているので、わんちゃんが近づくことのないように注意しましょう。
「こたつ」はさわっても火傷を負うほどの高温にはならないので、安心している飼い主さんも多いかもしれません。
しかし、わんちゃんが頭からこたつの中に潜りこんでしまうと酸欠になることがありますし、長時間入っていると脱水症状にもなります。
わんちゃんがこたつに入っている時は顔を出すようにして、水を飲ませるようにしましょう。
また、熱いと感じるほどではなくても、長い時間ヒーター部分に近い場所にいたり、わんちゃんの体が触れてしまったりすると低温火傷をしてしまいます。
乾燥肌になり痒みが起こる場合もあります。
最近のこたつはヒーター部分に触れても暑さを感じないようにカバーされているものが多いです。
しかし、一昔前のものの中には熱線に触れてしまうものもあるので、事前に内部の構造もしっかりチェックしてください。
床暖房やホットカーペットを取り入れている家庭も多いと思います。
しかし、わんちゃんの場合は全身を床にべったりとくっつけて休んだり、
寝たりすることが多いので低温火傷してしまう危険性があります。
低温火傷というと「軽度の火傷」というイメージを持たれがちですが違います。
皮膚の深部にまで及んで、熱傷の中で最も重度とされる「Ⅲ度熱傷」に達してしまうこともあります。
そのため、床暖房やホットカーペットを使う場合は、
わんちゃんが熱いと感じた時に他の場所へうごけるようなスペースを作ったり、同じ場所に長時間いないように注意をすることが大切です。