しつけ 2022年2月7日
突然お客さんが来たときや散歩中など、犬が吠えすぎて困っているという方は多いはずです。
すれ違う人に吠えたり、外でずっと吠えていると、
周りの人をびっくりさせてしまったり、近所迷惑にもなりがちなのが悩みですよね。
犬の吠えは気持ちの表現方法のひとつですが、
飼い主が耐えられないほど吠えている場合、「無駄吠え」と感じてしまうかもしれません。
ただ、犬が吠えるのには理由があり、無駄吠えと思えるものでも、
理由にあったしつけをすることで改善できる可能性もあります。
そこで今回は、犬が吠えてしまう原因から、しつけ方法を考えていきましょう。
犬ドアホンが鳴ると犬が吠えるのは、
「知らない人が来た!」と警戒しているか、
こわがっているとき。
そんなときに「静かに!」と大きな声で叱ると、
犬はさらに興奮して吠えてしまいます。
まずは飼い主が落ち着いて、
犬の気をそらすことが大切です。
「吠えたい」という欲求を上回るような
魅力的なおやつで気を引いてハウスへ誘導しましょう。
おもちゃも用意しておけば、
より時間を稼げます。
家族にドアホンを鳴らしてもらい、
犬が吠える前にすぐにおやつを見せて気を引きます。
大好きなおやつを見ればそちらに気を取られて、
「吠えたい」という気持ちをそらせます。
吠えているときにおやつをあげると、吠えたことへのごほうびになってしまって逆効果!
おやつで気を引きながらハウスへ誘導。
おやつを詰めたおもちゃも用意しておくと〇!
事前に、ハウスにおやつやおもちゃなどの
トリーツを準備しておきましょう。
犬が安心して留守番できるようにするには、
普段から時間を決めてハウスで過ごす習慣を付けましょう。
留守中はハウスで過ごすほうが安全面でも安心。
出かけるときは大げさに声をかけず、
おもちゃに気を取られている間にサッと出かけます。
短い時間からスタートして、
必ず帰ってくることを犬に伝えれば、
安心して留守番できるようになります。
ハウスは安心できる場所で、
入ると良いことがあって楽しく過ごせることを教えましょう。
ハウスに慣れていないと、窮屈にしか感じられず、
留守番が苦手になってしまいます。
出かける前に、愛犬が大好きなおやつやおもちゃを見せてハウスに入るように誘導します。
ハウスに入ったらおもちゃとおやつをあげます。
おもちゃにおやつを入れると犬が夢中に。
愛犬がおやつやおもちゃに集中していて
気づかないうちに、サッと出かけましょう。
犬の「要求咲え」に、最も有効なのは、
何も反応をしないことです。
愛犬が吠えたときに「どうしたの?」と
様子を見に行くと「吠えれば飼い主が来て、
かまってくれる」と犬が学習してしまいます。
要求吠えしても反応しなければ、
「吠えても思い通りにならない」と学びます。
ハウスの中から「出して!」と吠える場合は、
シーツなどをかけて外からの制激を減らすのも良いでしょう。
吠えるのを諦めておとなしくなったら、
ハウスから出したり。一緒に遊んだりしましょう。