ライフスタイル 2022年1月7日
人と犬では年齢の重ね方が大きく異なります。
ここでは犬の一生を大まかに子犬期、
成犬期、老犬期に分けて解説。
愛犬のライフステージを想像しながら確認しましょう。
生まれたときの体重は、成犬時の1〜5%程度。
嗅覚と触覚を頼りに母犬の近くで過ごします。
この時期にブリーダーが世話をすることで、
将来的に人の手に慣れやすくなります。
1カ月をすぎた頃には
聴覚と視覚が機能して活動的になり、
離乳が始まります。
2カ月をすぎると飼い主さんが入手できるように。
まずは動物病院で健康診断を受けましょう。
3〜4カ月頃までがいろいろな物事に
慣れるのに最適な時期なので、
獣医師やドッグトレーナーに
相談しながら室内や屋外で
さまざまな経験を積ませることが重要です。
思春期を迎えると成犬に近づき、
徐々に自己主張をするようになります。
それまでの飼い主さんとの暮らし方が実り、
よりいっそう心が通じ合えるようになる時期。
気力・体力も充実して
お出かけやスポーツも楽しめます。
適切な体重管理で健康に過ごしましょう。
飼い主さんと一緒に年齢を重ね、
あうんの呼吸が通じる穏やかな関係になれます。
7歳を過ぎる頃から老化のサインが
見られるようになります。
内臓機能が低下するので食事に配慮を。
病気になることも増えるので、
定期的な健康診断で早期発見を目指してください。
わんこ | 人 |
---|---|
2週間 | 6ヶ月 |
1週間 | 2歳 |
2ヶ月 | 3歳 |
6ヶ月 | 9歳 |
10ヶ月 | 18歳 |
2歳 | 24歳 |
5歳 | 39歳 |
7歳 | 49歳 |
13歳 | 79歳 |
子犬を迎えたら十数年を共に暮らすことになるので、
事前に「犬」という動物のことを知っておきましょう。
一目惚れを果たした飼い主さんや、
初めて犬と暮らしているビギナーの飼い主さんも、
いまからでも十分間に合うのでご安心ください!
まずは人と犬の成長・老化の違いから。
犬は生まれて1〜2年で人の20歳を超え、大人になります。
見た目はいつまでもかわいいものの、
7歳をすぎると少しずつ老いが始まります。
犬の年齢に合わせた世話を行なうことが大切です。
犬種によって大きさや姿形、性格などが異なるので、
家庭にぴったり合う犬を迎えるためにも知っておきたい情報。
犬の生涯にかかるお金は平均207万3531円で、
犬種によっても必要な金額が変わり、
世話やしつけに時間がかかる場合も。
家計や時間を費やすことも踏まえて
シミュレーションをしましょう。
飼い主さんの愛情と知識がお互いの幸せにつながります。
犬との暮らしに必要な金額を見て驚くかもしれません。
最初に必要な飼育グッズをそろえたあとも、
毎月の食費や予防医療費(寄生虫予防の薬など)のほか、
犬種によってはシャンプーやトリミングの
美容費がかかります。
必須ではありませんが、
ペット保険に加入するなら保険料、
一緒に旅行するならペットの旅費も確保しましょう。