遊び・生活 2021年9月28日
愛犬との信頼関係を築く「遊びの時間」はとても大切です。
犬は遊びが大好き。
犬にとって遊びは本能ある捕食行動への欲求を満たすとともに、
ストレスを解消する大事な行為です。
飼い主にとってもかわいい愛犬とコミュニケーションをとる絶好の機会ですから、
できるだけたくさん遊んであげるようにしましょう。
愛犬に「遊んで!」とせがまれて、
いつもそのとおりに遊んであげていると、
主導権はわんちゃんのほうに行ってしまいます。
そして、遊びの欲求が満たされないと、 問題行動を誘発することも。 本来は遊びを始めるのも終えるのも、 飼い主主導であるべき。
愛犬が遊びに誘ってきたら、 たとえば「待て」をさせてから遊んであげるようにすると、 主従関係を維持することができます。
ふだんあまり遊んであげられないからといって、
休日に長時間遊んでいる飼い主さんはいないでしょうか。
いわゆる「遊びだめ」です。気持ちはわかりますが、
あまりに長時間遊んでいると、
わんちゃんが疲れてしまいます。
しかし、愛犬との遊びタイムは、毎日設けてあげた方がわんちゃんにとっては良いのです。
短時間ずつでもかまいません。毎日遊ぶ時間をつくり、
愛情を交換するのが大切です。
わんちゃんが「もっと遊んで!」と思うくらいのところで
やめておくと、次に遊ぶときの喜びが増すでしょう。
毎日遊んでもらっているわんちゃんは、いつも生き生きしています。
短時間でもご主人とふれあえるのがわんちゃんの喜び。
できるだけ毎日愛犬と遊ぶようにしてあげてください。
人間が休日に「寝だめ」できないのと同様に、
犬も「遊びだめ」できません。
飼い主がここぞとばかりに長時間遊んであげても、
わんちゃんは疲れてぐったり。
遊んでもらえない平日は退屈でストレスをため込んでしまいます。
犬の先祖はオオカミですが、その後、品種改良がなされ、狩猟羊犬になったり、
使役犬になったりと、それぞれが異なできました。
そのため、犬種によって好きな遊び・興味のない遊びが違います。
たとえば、レトリーバーやポインターなどは
狩猟の本能をかきたてられるボール遊びが好きです。
一方、ダックスフンドやテリアといったアナグマ猟をしてきた犬は、
ボール遊びよりも穴掘りのほうが好きだったりするのです。