しぐさ・生態 2022.03.16

わんちゃんが水分不足になっている時によくする仕草や対処法

わんちゃんが水分不足になっている時によくする仕草や対処法

わんちゃん水分不足は、体に大きな負担がかかります。

脱水症状は夏はもちろん、冬でも起こることがあります。
脱水症状に陥らないように、その症状や対処法を知っておきましょう。

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⚠︎寒い時期もわんちゃんの水分不足に注意しましょう

⚠︎寒い時期もわんちゃんの水分不足に注意しましょう

水分不足は、夏におこる状態だと思われがちですが、
実は冬でもわんちゃんが脱水状態に陥ることはめずらしくありません。

空気が乾燥していて、室内でエアコンやストーブを
使っていると
さらに乾燥が進んでいきます。

体は乾いているのに、寒いので喉が渇きにくく、
気がついた時には脱水状態になってしまっています。

わんちゃんが1日に飲む水の目安量は、
体重(kg)×60ml程度とされます。

季節や年齢、活動量によって、その量はかわりますが、
平均的な生活をしているわんちゃんの飲水量はこれ位を目安にしましょう。

水分は喉の渇きを潤すものだけではなく、
体を正常に動かすためにとても大事なものです。

水分不足になると、血液がドロドロとして粘度が高くなります。

さらに、血管が縮んで血流が悪くなり、詰まりやすくなるとも考えられています。

血流が悪くなることで、心臓への負荷が大きくなり、
長期に及ぶ継続的な水分不足は体に大きな負担となってしまいます。

そのうえで、血液に含まれている老廃物をろ過するために働く腎臓でも水分を必要とするので、
水分が不足していると代謝もうまく行われなくなる可能性があります。

子犬やシニア犬は内臓器官にかかる負担が大きくなります。

そのため、こまめに水を飲ませるようにしたり、
食事の水分量を増やしたりして、意識的に水分の摂取を行わせることが必要になってきます。

わんちゃんが水分不足になっている時のサインにはどのようなものがあるのか、理解しましょう。

おしっこの色が濃い時🧻

おしっこの色が濃い時🧻

わんちゃんが水分不足になっている時は、
おしっこの色と量の変化にあらわれます。

摂取した水分のうち、不要な分が尿として排出されるので、
水を大量に飲んだ後はおしっこの量も増えます。

反対に、摂取した水分が少ない場合、
おしっこの量は少なくなり、老廃物が凝縮されて濃い黄色になります。

このような状態が続くと、代謝が悪くなり腎臓に負担がかかったり、
膀胱炎など泌尿器系のトラブルになる恐れがあるので注意しましょう。

いつもよりもおしっこの色が濃くなっていたり、
量が少なかった時は、活動量に対して水分量が少なくないかを確認しましょう。

そして、水を飲むように促したり、
ウエットフードにするなどして食事の水分を増やしたりするといいでしょう。

便秘、うんちが硬い💩

便秘、うんちが硬い💩

わんちゃんが水分不足の状態にある時、
おしっこの量が減るだけでなく、うんちの量も減ります。

摂取した食べ物から必要な栄養素が体内で吸収されて、
不要なものがうんちとして作られる時に水分は必要なのです。

水分が足りないと作られた
うんちの水分量が少ないので硬いうんちになってしまいます。

硬いうんちは排便する際に、腸や肛門付近を傷つけてしまうことがありますし、
排便そのものが困難になって便秘になってしまうこともあります。

便秘はわんちゃんの体にとって良くないので、
健康的なうんちをさせてあげるためにも、適切な量の水分を補給することが大切です。

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皮膚の弾力がなくなる

皮膚の弾力がなくなる

一時的な水分不足であれば、水をきちんと飲むことで
大きな問題になることはほとんどありません。

しかし、水分不足がずっと続くと、
体が脱水状態になり、いろんな症状が出てしまいます。

そのひとつのサインが、皮膚の弾力がなくなるというものです。

わんちゃんの体の水分が不足すると、
皮膚のハリがなくなり、つまんだ時に元の状態に戻るまでに時間がかかります。

健康な状態の時に犬の首の後ろの皮膚を引っ張るとすぐに戻りますが、
脱水症の症状が出ている場合は、つまんだ状態が少し続き、ゆっくり時間をかけて戻ります。

このような状態にある時は、水分量の多い食事を与えたり、
野菜や肉を煮た味つけなしのスープを与えたりして、できるだけ多くの水分を摂らせるようにしましょう。

ただし、ぐったりしていたり頬がこけていたりと
体調が悪そうである時は、すぐに動物病院に連れて行くようにしてください。

まとめ

まとめ

大切なわんちゃんが飲んでいる水の量を、
普段あまり気にしたことがない飼い主さんもいるかもしれません。

しかし、わんちゃんにとって水分不足は、体に大きな負担をかけてしまいます。

ここで紹介したようなサインが見られたら、
腎臓や肝臓、泌尿器などに悪影響を与えないうちに、早めの対処をしましょう。

わんちゃんは体のためにと意識して水分を摂りません。
なので季節や活動量に合わせて飼い主さんが飲み水の量を調整してあげるようにしてください。

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