ライフスタイル 2022年2月15日
冬のわんこのお留守番で気になるのは、やはり、どうやって暖をとってあげるかですよね。
わんこが凍えてしまわないように暖房器具を使うのは大切ですが、
誤った使い方をすると、かえってわんこを
危険にさらしてしまう可能性があるのをご存知でしょうか?
暖房器具でも、使い方によってはわんこの健康を害してしまう可能性があります。
それぞれの暖房器具を使う際の注意点をまとめました。
わんこが快適に過ごせる温度は、犬種や年齢によっても違いがありますが、
一般的には18〜22度くらいと言われています。
エアコンをつけっぱなしにする場合には、このくらいの設定温度を目安にしましょう。
18〜20度程度の低めの設定にしておいて、毛布やベッドを与えて自分で温度調節できるようにしておくのがおすすめです。
また、エアコンのつけっぱなしで注意したいのは、空気の乾燥です。
人間と同じで、乾燥はわんこの身体にも良くありません。直接風が当たるとより一層乾燥しやすくなるので、気を付けましょう。
適正な湿度は50〜60%と言われていますから、
加湿器の併用や濡れタオルを干す等の工夫をしてあげることもお忘れなく。
床暖房はわんこがお昼寝するにも心地よく、効率的な暖房器具ですね。
ただ、注意したいのは、わんこがいる空間の床全体が床暖房になっている場合です。
わんこが「少し暑いな」と感じたときに逃げ場がないと、
かえって熱中症や低温火傷の原因となってしまいます。
床暖房をつけっぱなしにする場合は設定温度を少し低めにしたうえで、
わんこが上って涼めるスペースを作る等の工夫をしてあげましょう。
ホットカーペットも床暖房と同様に、
ケージの中全体や部屋全体をホットカーペットで覆ってしまうと、
わんこの涼める場所がなくなってしまいます。
逃げ場所を作ってあげるか、市販されている犬用の小さいホットカーペットを敷いてあげるのでも十分ですよ。
また、ホットカーペットで注意したいのは、コードのいたずらです。
わんこがコードをかじって感電してしまわないよう、
かみ癖があるわんこの場合にはコードを覆う等の防御策をとることが必要です。
室内飼いのわんこの場合、冬のお留守番は夏のお留守番ほど神経質になる必要はない場合がほとんどです。
寒さに弱い犬種や、高齢のわんこの場合には、暖房器具を上手く使ってあげることが必要ですが、
寒さに強い犬種で元気なわんこであれば、ベッドと毛布があれば自分で暖をとることができます。
心配であれば、湯たんぽを足してあげるといいかもしれませんね。
個体差がありますが、寒さに強い犬と弱い犬の特徴をいくつか挙げておきますので、参考にしてください。